50代女性の方でUVケアをするのは夏だけでいいと思っている方はいませんか?
紫外線は1年を通して降り注いでいます。
50代女性は肌の新陳代謝が低下し回復力が弱くなっていることで、紫外線によるダメージを受けやすくなっていますね。
肌の老化の80%は紫外線によるものといわれています。
だから、毎朝のUVケアが大事!
人生100年時代、まだまだ今からでも間に合います。
紫外線による肌老化を防ぐことで若見えできますよ。
しかし、どんなサンスクリーンを選べばいいのでしょうか?
また、どう使えば効果的なのでしょうか?
今回は50代女性のための若見えサンスクリーン|UVケアの重要性と選び方についてご紹介します。
なぜ50代女性はUVケアが必要なの?
紫外線にはおもに、UV-A・UV-B・UV-Cという3つの波長があります。
このうちUV-Cはほとんど地表には届きません。
UV-Aは強い日焼けはおこさないのですが、じわじわと肌の奥まで届きコラーゲンやエラスチンといった肌のハリ・弾力を保つ成分を壊してしまいます。
その結果、肌にたるみやシワができやすくなるんですね。
実は天気の悪い日や冬でも出ており、窓ガラスや衣類の線維もすり抜けてしまうんですよ。
UV-Bは短い波長で肌表面を強く攻撃するので真っ赤に日焼けさせます。
そしてメラニン色素がどんどん作られて、シミやそばかすを引き起こします。
紫外線の次に波長の短い光のブルーライトは目だけでなく肌の老化も進めると言われています。
ブルーライトはパソコンやスマホからも出ています。
室内にいてもUVケアは毎日必要です。
というわけで、50代女性が肌の老化に立ち向かい若々しく美しい肌を保つためには、絶対にUVケアが必要なんですよ!
50代女性のための若見えサンスクリーンの選び方は?
50代女性は紫外線から肌を守るだけでなく若見えも意識したサンスクリーンを選ぶことが大切です。
50代女性が若見えのためのサンスクリーンを選ぶためには、以下の4つのポイントが大切です。
① SPF20~30とPA++以上の値のものを選ぶ
SPFとPAはサンスクリーンの紫外線防止効果を表す指標です。
SPFはUV-Bの防止効果を表す数値です。
赤くなってヒリヒリする日焼けをおこすまでの時間を何倍に伸ばせるかの目安です。
PAはUV-Aの防止効果を示します。
UV-Bは主に日焼けや皮膚がんを引き起こし、UV-Aは肌老化やシミを引き起こすので50代女性は両方とも防ぐ必要があります。
50代女性はSPF値が20~30程度、PAが++以上を選ぶのがおすすめです。
SPF値が高いほど紫外線カット効果が高いと考えがち。
でもSPF30以上は紫外線カット効果はほとんど変わりません。
逆にSPF値が高いほど肌への負担が大きくなることから、日常生活においてはSPF20~30程度が紫外線のダメージから肌を守るちょうどよい数値です。
② 乾燥に強い・保湿できるものを選ぶ
50代女性は肌の水分や油分が減少しバリア機能が低下しています。
そのため乾燥や刺激に敏感。
だから保湿や保護効果の高いサンスクリーンを選ぶことが大切です。
クリーム・ミルクタイプのもので、ヒアルロン酸・セラミドなどの保湿成分や、ミネラルオイル・シリコンなどの保護成分が配合されているサンスクリーンがおすすめです。
③ 紫外線散乱剤配合のものを選ぶ
紫外線カット成分には、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類があります。
紫外線吸収剤は紫外線予防効果が高いですが、敏感肌には刺激になりやすいです。
50代女性のお肌は何かと敏感になっています。
紫外線カット効果はほどほどだけど、お肌にやさしい紫外線散乱剤が配合されている商品を選ぶのがおすすめです。
商品パッケージの表or裏に、紫外線吸収剤無配合or紫外線吸収剤フリーor紫外線吸収剤不使用、ノンケミカルなどと表示されていることが多いです。
また商品パッケージの裏面をみると成分のところに酸化チタン・酸化亜鉛と表示されているものが紫外線散乱剤のことです。
④ 肌に優しい成分が配合されているものを選ぶ
50代女性は、肌のトラブルが起きやすいです。
そのため、肌に負担をかけない成分が配合されているサンスクリーンを選ぶことがおすすめです。
例えば、アルコールフリー・香料などの刺激物を含まない、ビタミンCやコエンザイムQ10などの美容成分が含まれているサンスクリーンがおすすめです。
お店に実際の商品を見に行ってみた
50代女性がサンスクリーンを選ぶ4つのポイントにマッチする商品をドラッグストアで探してみました。
花王 キュレル UVエッセンス SPF30 PA++ 紫外線吸収材無配合 アルコールフリー
顔にも体にも使えます。
サラッとしていて肌にすぅーとなじむ感じでした。
紫外線カット効果はほどほどのSPF30 PA++
紫外線吸収材無配合、アルコールフリーで赤ちゃんのデリケートな肌にも使えます。
日常の紫外線をしっかりカットしながらも、肌の必須成分セラミドの働きを補い、肌荒れしにくい潤い肌に保ってくれます。
サンスクリーンを選ぶ4つのポイントをほぼクリアしているので、50代女性におすすめのサンスクリーン商品ですね。
ロート製薬 プロメディカル UVプロテクトローション SPF30 PA+++ 紫外線吸収材フリー アルコールフリー 防腐剤フリー 無着色 無香料
パッケージはこんな感じです
商品のボトルはこんな感じです
敏感肌、乾燥肌の方でも使えるように肌に負担となる可能性のある成分を排除しています。
紫外線カット効果はほどほどのSPF30 PA+++で顔・体に使えます。
1歳の赤ちゃんから使えて石鹸で落とせます。
軽い塗り心地でサラッとしていて肌にすぅーとなじむ感じでした。
サンスクリーンを選ぶ4つのポイントをほぼクリアしているので、50代女性におすすめのサンスクリーン商品ですね。
今回は50代女性がサンスクリーンを選ぶ4つのポイントにマッチするものにフォーカスしてみました。
屋外で活動する・肌の健康状態など状況に合わせてサンスクリーンを選んでみてくださいね。
サンスクリーンを使うときの注意点は?
サンスクリーンを正しく使うことで、UVケアの効果を最大限に引き出すことができます。
以下の3つのポイントに気をつけることが大切です。
① 量や頻度はメーカーの指示通りにする
目分量で適当につけていませんか?
何もしないよりはマシって思っていませんか?
私は若い頃、紫外線の怖さをしらず日焼けなんてまったく気にしていませんでした。
そして日焼け止めも面倒だからと塗っていませんでした。
そうすると30歳をすぎたころ、そのツケが一気に大量の頬のシミとなって現れたんです。
それから反省したかっていうと、子育て中の忙しさにかまけて塗ったり塗らなかったり。
たまに塗っても適当な目分量。
気が付いたら40代半ば。
紫外線でダメージを受けたお肌はボロボロになっていました。
そこからやっとUVケアの大切さに気付いてはじめたといういきさつがあります。
賢明なあなたは、量と頻度を守って効果的なUVケアをしてくださいね。
② 全身に塗る
紫外線は全身に当たります。
顔以外は意外と見落としがちです。
特に首・手足は露出が多く、紫外線ダメージを受けやすい部位です。
そのため、全身に均一に塗ることが大切です。
サンスクリーンは塗った瞬間から効果を発揮するのではなく、15~30分程度で肌になじみ日焼け防止効果が出てきます。
出かける20~30分前にはつけるのがおすすめです。
③ 他のUVケア製品と併用する
サンスクリーンは紫外線から肌を守りますが、それだけでは不十分。
紫外線は直射日光だけでなく反射光や雪・水辺での散乱光でも届きます。
そのため、紫外線を吸収する黒い日傘、UVカット効果のある帽子・コンタクトレンズ・サングラスなどで直接的な紫外線を遮ることがおすすめです。
年齢を重ねるとシミやシワができると思いがちですが、実は肌老化の要因は加齢によるものは約20%で、残りの約80%が紫外線によるダメージなのです。
紫外線をいかに防ぐかが、若見えするかどうかの鍵になりますよ!
まとめ
今回は50代女性のための若見えサンスクリーン|UVケアの重要性と選び方についてお伝えしました。
50代女性の若見え肌は適切なUVケアの積み重ねで成り立ちます。
まだまだ間に合います。
今日からUVケアを始めてみませんか。